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表1 東京駅構内で販売されている主な駅弁
あじ・さば寿司 うなぎ弁当 鶏めし弁当
あじ寿司 とんかつ弁当 深川弁当
あなご押寿司 釜めし弁当 幕の内弁当
あなご太巻 幸福弁当 豚生姜焼き弁当
押寿司詰め合わせ こだわりおにぎり弁当 鶏唐あげ弁当
海鮮太巻き シュウマイ御弁当 マス西京焼き弁当
柿の葉寿司詰め合わせ すこやか弁当 チキン照り焼き弁当
五目太巻 チキン弁当 六郷のわたし
笹寿司詰め合わせ ポケモン弁当 秋露のささやき
紅鮭押寿司 ピリ辛豚味噌弁当 焼き鳥丼
東京弁当 プレミアムミックスサンド
3-2 東京駅の由来
明治22年(1889)に国鉄東海道本線の新橋から神戸間が全通し、私鉄の日本鉄道が
上野を始発駅として青森に向けて路線を建設していました。そこで、新橋と上野を結ぶ
鉄道建設が東京市区改正計画によって立案され、明治29年(1896)の第9回帝国議会で
新線の途中に中央停車場を建設することが可決され、施工は大林組が担当しました。建
設は、日清戦争と日露戦争の影響で遅れ、戦争終了後の明治41年(1908年)頃から6
年の歳月をかけ、大正3年(1914年)12月に丸の内側の皇居(宮城)の正面に建設され、
丸の内口の中央に皇室専用貴賓出入り口が造られました。中央停車場は、その後『東京
駅』と名付けられ、国家の象徴的な位置付けになりました。駅本屋は、前東京帝国大学
工科大学(現在の東京大学工学部)学長の辰野金吾博士(当時の日本建築界の第一人者)
写真5 中央線ホーム(1番線) 写真6 駅構内の蒸気機関車の記念碑