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バーチカルドレーン工法は、表11に示す通り、いくつもの工法に分かれ、地盤条件
や施工条件により最適な工法を選択します。
ここでは、表10で示した沖合展開事業で行われたうちの1工法について説明します。
表11 バーチカルドレーン工法
15)
小分類 細分類 工法名
サンドドレーン工法
サンドドレーン工法
部分的袋詰め CFドレーン工法
袋詰めサンドドレーン工法
パックドレーン工法
水中施工 水中パックドレーン工法
プラスチックボードドレーン工法
標準的タイプ(複合構造材料)
NCBドレーン工法
GTドレーン工法
コルボンドドレーン工法
ジオドレーン工法
キャッスルボードドレーン工法
ニューケミカルボード工法
天然繊維材料 ファイバードレーン工法
その他(地表部水平連結) ネットワークドレーン工法
その他(ドレーン位置感知) CSドレーン工法
その他(生分解性材料)
エコPD工法
エコジオドレーン工法
ラクトボード工法
その他(超軟弱地盤上施工) PDF工法
その他(海上施工) マリン・プラスチックドレーン工法
グラベルドレーン工法 締固め併用
グラベルドレーン工法
締固め砕石ドレーン工法
HySPEED工法
アクパド工法(ACPD工法)
(1)サンドドレーン工法
サンドドレーン工法(SD工法)は、軟弱な粘性土地盤中にケーシングパイプを貫入
し、パイプ内の砂を排出しながら引抜き、鉛直の砂杭を多数打設して排水距離の短縮を
図り圧密を促進する工法で、バーチカルドレーンの中では最も代表的な工法です。
図 18 サンドドレーン工法模式図
16)
①設定→②打込→③打設完了→④砂投入→⑤引抜→⑥完了