- 16 -
図13は、昭和45年(1970)の古地図を示しています。
図13より、東京湾の埋め立てが進み、品川ふ頭が造られました。この後も埋め立て
や橋梁工事が行われ、お台場やレインボーブリッジが造られていきます。埋め立てが進
む中、関東大震災などから海上輸送の重要性が高まり、埋め立て計画とともに運河を開
削することとなりました。そのため、品川方面から横浜間の運河として京浜運河が、内
陸に向けて天王洲運河および天王洲南運河が造られました。なお、天王洲南運河は目黒
川へと繋がっています。
図13 昭和45年(1970)古地図
7)
品川駅
後の高輪ゲートウェイ駅位置
埋め立て地
埋め立て地
天王洲運河
東京湾
お台場 東海道本線
北
天王洲南運河 京浜運河品川ふ頭